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(DTPtechNote:1426) Re: [Seminar] PDF Print Engine (by Heidelberg)



・2007年の第一四半期に、HEIDELBERGのMetaDimensionのオプションオプションとして(CPSIと選択できる形で)製品を市場に投入する。->その後は2008年以降に順次製品を発表(リリースではない)します。
・Ripping速度はCPSIの10倍早い(ハイデルベルグジャパン、プリネクト部 武口豊氏談)->
 ちゃんと誰がなにを言ったか、書いておかなくては。
・PDFの透明やオーバープリント、トラッビングがネイティブで処理できる->PDF/X-5の制定か?
・もっとJDFを使って幸せになりましょう。ウチ(ハイデルベルグ)以外は使えないけどね->自慢?

あとのセクションはPDF Print Engineとは関係のない話がつづきました。
「次世代」と煽って、あたらしいプロダクツを販売したい気持ちはわかりますが、「うらんかな」あさはかすぎ。彼らには夢を語る前に、まず来期の売り上げグラフをのばすのが先決なんでしょうか。
実機もない状態で、なにを売ろうというの?
たしかに現時点でPDFを正しくレンダリングする方法に、統一性がなくて、それが実現したら幸せな世界が待っているだろうけれど、そのとき、果たして彼が売りたいものが別にあったら、わたしたちは違うものを買わされてしまうかもしれない。
とにかく、現時点では、まったく白紙状態と考えた方がよさそうです。


PostScript亡き現在、正当な後継であるはずのPDF Print Engineが、このように不当にあつかわれるのは正しいことでしょうか? このOMEは失敗かも。
本日、せっかくのコアな機会(初期マーケット)を逸してしまったように思います。
アウトプットがPDF Print Engineに収束しなければ(この可能性は、経済的な理由から充分ありうる)、きっとAcrobatレンダリングがすべての面倒をみてくれるんですよね?>Adobeさん。

ちなみに、「なんちゃってPDF」は淘汰されていく、それはとても安全なことだ。というお話もありました。このへんは微妙な問題なんだと思います。PDFそのものはオープンなフォーマットなのだから。