演劇療法へのご案内

拝啓、時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、私ども春秋座では一昨年5月の「境内」以来、二年ぶりの公演の運びとなりましたので、ここにご案内申し上げます。
新作「演劇療法」は、舞台を精神病院の一室と見立てて、そこに幽閉された三人の患者達が世間(客席)に逆治療を施すという構成になっております。
皆様方との対面を通して“何もかも輝いて見える無意味の世界へ”一歩でも踏み込めたらとの、私どもの願いが成就されますかどうか…
是非ともご来場下さりまして、ご意見、ご批評賜りますよう宜しくお願いいたします。

敬具

春秋座員一同